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タイ国僧侶と各本山訪問

更新日:2023年4月12日

令和5年3月27日から30日にかけて、名古屋・伊勢・奈良・兵庫の日本を代表する寺社をめぐり、諸大徳より多くの学びをいただきました。

今回は、タイより二人の僧侶が来日され、彼らを案内しての旅となりました。


最初に、3月27日、名古屋の覚王山日泰寺をお訪ねしました。

日泰寺は、明治33年にタイ(当時はシャム)のチュラロンコン国王が「日本国民への贈り物」として下賜された真舎利を収める場所として、明治37年に建立されました。19宗派の管長が輪番制で3年交代で住職をつとめる、超宗派の寺院です。

真舎利は、大正7年に建立された奉安塔に安置されており、毎年6月に法要が執り行われています。

現在、天台宗の村上圓竜師が代表役員を務められています。

村上師は、私が事務総長を務める世界連邦日本仏教徒協議会の理事でもあり、以前から、タイで行われる国連ウエーサクの日祝祭や、ハワイのパールハーバー平和祈念使節団などでご一緒し、親交を温めさせていただいている方であります。


東大寺の橋村公英華厳宗管長に面談いただきました。

東大寺内を散策し、大仏殿にも、特別のお計らいで登らせていただき、直接、大仏様を拝むことができました。

その日は天理にも伺い、天理教本部・本殿にお参りいたしました。若い人たちの信仰の篤さを体験いたしました。


3月29日の早朝に、神戸の須磨寺を訪問し、小池弘三須磨寺派管長にお会いし、直接お話いただきました。


同日のお昼には、姫路の書寫山圓教寺を訪問いたしました。

今回の旅の最大の目的の一つは、この圓教寺にて、圓教寺第140世長吏にして現天台座主の大樹孝啓猊下にご面談いただくことでした。

大樹猊下からは、高野山を訪問された際に歓待されたこと、長谷部真道猊下のお心遣いに深く感謝するとの旨もお伝えいただきました。


3月30日、旅の最終日に高野山に登り、添田隆昭学長にお会いし、タイ人僧侶お二方をご紹介しました。

添田学長とは、本年5月に開催されるタイのウエーサク祭参加の具体的な打ち合わせをさせていただき、山内参拝ののち、帰浜いたしました。


今回の、長く充実した旅で、管長猊下の皆々様より賜りましたお言葉を胸に刻み、お大師様御誕生1250年の令和5年、しっかりと歩んでゆきたいと存じます。

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